ゆとり投資家KAZU &HIROのHIROです!
今日は高配当ETFのSPYDを紹介していきます。
SPYDとは?
ティッカー:SPYD
https://www.ssga.com/jp/ja/individual/etfs/funds/us-spdr-portfolio-sp-500-high-dividend-etf-spyd#
基準価格:29.06$(2020/8/14 時点)
運用会社:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ・ファンズ・マネージメント inc.
ベンチマーク:S &P 500 High Dividend Index
経費率:0.07%
組入銘柄数:80
主な特徴:指数は、S &P500指数を構成する銘柄のうち、配当利回りの上位80銘柄のパフォーマンスを計測する指数です
SPYDは米国のインデックスであるS&P500のうち配当利回りの上位80銘柄に投資するETFです。
セクター構成比率
セクターの構成比率の上位3つを見てみると
https://www.ssga.com/jp/ja/individual/etfs/funds/us-spdr-portfolio-sp-500-high-dividend-etf-spyd#
金融:23.88%
不動産:17.99%
エネルギー:12.21%
となっています。(2020/8/14 時点)
不動産が組み入れられているのがSPYDの特徴ですね。
メリット
1つに、なんと言っても配当利回りです。
ファンドの利回りは5.92%となっています。(2020/8/14 時点)
2つにS&P500の利回り上位の投資なのでどうしても不人気株や業績悪化で株価が下がり配当利回りが上がっている銘柄が入ってしまいます。
しかし、無配転落したとしても一年に2回、半年ごとに銘柄入れ替えがあり、上位80銘柄が更新されます。また、80銘柄の組入比率は均等になるようになっています。
3つに、S&P500銘柄の上位80銘柄ということです。
S&P500の条件は
①米国企業であること
https://japanese.spindices.com/documents/research/research-an-introduction-to-sp-500-jpn.pdf
②時価総額が53億ドル以上
③株式の流動性が高く、浮動株が発行株式総数の50%以上
④4四半期連続で黒字の利益を維持している
といった条件があるため、業績が悪化している企業は外されていきます。
デメリット
1つに、構成セクター比率上位の金融と不動産、エネルギーセクターはコロナショックから回復していないことでSPYDの基準価格も未だ回復していません。
2つに、前の銘柄入れ替え時は十数銘柄が無配転落で外されました。コロナ禍では、さらに無配転落が発生する可能性があります。
結論
80銘柄のうち一部は無配転落していくものと割り切って投資していくのが精神的にいいと思います。
2019年のように好景気になってくるとSPYDの価格が上がってくるので、むしろ今が積立時なのかもしれません。
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